口腔乾燥症について

衛生士の石橋です。

12月になりかなり寒くなりましたね。
最近は空気も乾燥してきてのどな乾くようになってきました。

今回は口腔乾燥症について書いていきたいと思います。

口腔乾燥症(ドライマウス)とは、言葉のまま唾液の分泌が少なくなり、口の中が乾燥するというものです。

口の中が乾くとそんなに良くないの?と思う方もいると思います。

口の中が乾燥するとどんな症状が起こるかというと、軽度であれば口の中がネバネバする程度ですが、分泌量の減少が進行すると、口の中の自浄作用が低下し、むし歯になりやすくなります。
他にも、歯周病や舌苔という苔のような細菌の塊が付着し、口臭の原因となります。

重度になると、舌痛症や口内炎になったり、食べ物を飲み込み辛くなる、喋りづらくなるなどの症状がみられます。

なぜ口腔乾燥症になるのでしょうか。

原因は、ストレス、偏食、喫煙、加齢と様々です。

他にも、薬剤による副作用やシェーグレン症候群という全身疾患の症状でもあります。

ストレスや加齢は身近な原因になりますよね。
なんだか最近口の中が乾燥するなぁ。
と思ったら唾液腺マッサージをしてあげると多少改善できるかと思います。

大きな唾液腺は、もみあげの下の辺りと顎の下にあるので優しくマッサージしてあげてください。
詳しく載っている冊子の用意もまりますので、興味のある方はお気軽に声をかけてくださいね。

今年もあと少し、体調を崩されないようお気をつけてくださいね。