歯の汚れ

歯科衛生士の松原です。
2019年となりました。
今年もよろしくお願い致します。

今回は歯の汚れについて書いていきます。

歯の汚れの種類として「歯垢」「歯石」といった言葉が使われていますが、違いをご存知でしょうか?

この2つは、実は同じものではなく放置された歯垢が歯石になります。

「歯垢(別名プラーク)」は、食べカスではなく歯に付着した細菌の塊です。
歯垢1mgには数百種類・数億個以上の細菌が存在すると言われています。白っぽくてネバネバしており、丁寧に歯磨きをすれば落とすことができます。
歯肉炎などの原因となります。

磨き残しなどにより次第に唾液中のミネラルと結合して固まっていきます。
これが「歯石」です。歯石は文字通り石のように硬いため、歯磨きでは落とすことができません。

この汚れを放置してしまうと、歯肉炎、やがて歯周病となり歯の健康を脅かします。

お手入れは毎日の歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどのケアが重要です。

また固まった歯石はセルフケアではお手入れ出来ませんので、定期的な歯科医院でのクリーニングが必要です。

定期検診を兼ねたメンテナンスをお勧めします。
お気軽にお問い合わせ下さい。