歯科技工のトレンド

「やまもと歯科医院」が技工依頼をしている技工所の1つのライジングテックさんが当院において2月8日「近年の歯科技工に関して」の講演をして頂きました。

皆さんも3Dプリンターというキーワード聞いたことがあると思います。
3Dプリンターでどのような事が出来るかと言うと、デジタルカメラで読み込んだデータの形をレーザーで削り出したり、もしくはレジンという材料を築盛したりして立体的なものを作り出すことが出来ます。

歯科でもそのデジタル技術が応用され始め、セラミックと言う材料を昔に比べ、正確に短時間で歯の形に作ることが出来るようになってきました。
過去、セラミックと言う材料を歯の形にするには熟練した手技の技術と優れた色彩感覚を持った歯科技工士さんしか出来ませんでした。
現在はデジタルの技術によってそれに近いものが出来つつあります。

また、セラミックと言う材料は白いので審美的にも優れ、汚れが付着しにくいという性質から生体親和性が高くアレルギーを起こさず、また歯周病になりにくい特徴があります。
そのため患者さんからのニーズも高まっています。

残念ながらセラミックの材料においては現在保険外治療になりますが、患者さんにとって最新の技術における良い治療選択が出来る様今後も取り組んでいきたいと思います。

セラミックの治療においてご質問があればお気軽にご相談してください。