7月3日4日の勉強会について

こんにちは。

歯科医師の玉田です。

7月3日と4日は歯周の勉強会でした。

今回はリグロスやエムドゲインを使用した再生療法について学びました。

リグロスは、成長因子の作用により歯周病で破壊された歯周組織の周囲にある細胞を増やし、さらに血管を作って細胞に栄養を送り込みます。

これらの作用により歯槽骨などの歯周組織が再生されます。

エムドゲインは幼弱ブタの歯胚組織を使用した歯周組織再生用材料です。主成分は、エナメルマトリックスデリバティブと言って、子供の頃、歯が生えてくる時に重要な働きをするタンパク質の一種です。

  1. 凝集と溶解
  2. 誘引
  3. 付着と増殖
  4. 分化
  5. 上皮の下方増殖阻止
  6. 歯槽骨の形成

以上の6つの機序によって歯周組織再生がおこると考えられています。

全てに再生療法が出来るというわけではなく、歯周病の状態によって、再生療法が可能かどうか変わってきます。

日頃の口腔内環境を清潔に保つことが一番重要となってきます。

歯周病でお悩みの方は一度お声掛け下さい。