歯肉炎について

 

こんにちは。歯科衛生士の國生です。

今回は歯肉炎についてです。

歯肉炎とは歯ぐきが赤く腫れる状態のことです。 歯と歯の間や、歯と歯ぐきのすき間にたまった歯垢や歯石が原因で歯肉炎は起こります。

お口の中に磨き残しがある状態のまま経過すると、歯の表面に細菌が付着し歯ぐきが炎症を起こします。炎症が強くなってくると、次第に歯ぐきから出血するようになります。

歯肉炎が起きる原因は、お薬の副作用やホルモンバランスなどいくつかありますが、最も大きな原因は歯垢(歯の汚れ)です。

歯垢は丁寧に歯磨きをすることで落とすことが可能ですが、磨き残しがあると唾液と混ざり合って次第に硬い歯石となります。

歯石になると歯ブラシだけで取ることは出来ません。更に、歯石には歯垢が付着しやすいため、悪循環に陥って症状が進行していきやすいです。

歯肉炎を予防改善するには、丁寧な歯磨きが必要になってきます。

歯垢が原因の歯肉炎であれば、歯磨きで改善可能です。歯ブラシの他にもデンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯の汚れを落とす習慣をつけましょう。

定期的な歯科医院での歯のクリーニングも必要ですので、いつでもご連絡お待ちしております。