4月より新たなスタッフが加入しました。

4月の新年度を迎え、「やまもと歯科医院」では新たに歯科衛生士、上田が加入しました。
今年、歯科衛生士国家試験に合格したばかりですが、患者様への応対や心配りは他のスタッフにも負けていません。
技術に関しては1段1段確実に進められる様スタッフ全員で取り組んでいきたいと思っています。

新たな体制でより患者様にとってより良い治療環境作りを目指していきますので、今後ともよろしくお願い致します。

3月13、14日の勉強会について

こんにちは。

歯科医師の玉田です。

313日と14日は歯周外科の勉強会に参加させて頂きました。

今回は歯肉弁根尖側移動術(APF)  遊離歯肉移植(FGG)  歯肉結合組織移動術(CTG)について学びました。

APF は歯肉縁下カリエスの歯を保存する場合や歯茎の維持・増加をはかったり、歯周ポケットをなくすことなどを目的に行われる治療です。

FGGは歯の周囲に角化歯肉がないとブラッシング時の圧力に耐えることができないため、適切な歯磨きが行えなくなったり、炎症を引き起こしたりする場合があります。

こうした状態を改善するために行われます。

CTGは歯茎が痩せて薄くなっている場合や、抜歯後の歯槽堤に陥没部分がある場合などに、上顎の口蓋から結合組織のみを剥離し、歯茎が痩せて薄くなっている部分などの上皮と骨膜の間に移植することで、歯茎の厚みを回復させる治療です。これにより、適切なブラッシングが行いやすくなったり、インプラントを長持ちさせたりすることができるようになります。

次回は4月の10日と11日に勉強会があるため10日が休診となります。

ご迷惑をおかけしますが宜しくお願い致します。

JIADSペリオコース 再開に伴う休診のお知らせ

コロナウイルス感染拡大に伴い開催を見合わせていた 「JIADS ペリオコース」の再開が今月より決定致しました。
まだ東京は安心できるレベルではありませんが、ソーシャルディスタンスを保ち、可能な限りの手洗い消毒に努め受講してきます。
このような時期でも「やまもと歯科医院」全員で日々の診療の向上を目指していきたいと思っています。

3月14日(土)、15日(日)の2日間休診となりご迷惑をお掛け致しますが、ご協力の程よろしくお願い致します。

歯石について

こんにちは。

歯科医師の玉田です。

今回は歯石についてです。

歯石はプラークが石灰化して硬くなったもので、歯科医院で定期的に除去することが必要です。

不十分な歯磨きのため、プラークが長期間、歯の表面についているとき、唾液に含まれるカルシウムやリン酸がプラークに沈着して(石灰化)、石のように硬くなったものが歯石です。

歯肉より上の歯の表面についているものを「歯肉縁上歯石」といい、白っぽい色で比較的柔らかです。これは、唾液の中に含まれているリン酸カルシウムがついて形成されたものといわれています。

歯周病が進行して歯と歯肉の溝が深くなったところにできるものを「歯肉縁下歯石」といい、黒褐色でかなり硬く取り除きにくいのが特徴です。これは歯と歯肉の間からの浸出液の成分が含まれます。

歯石は、成分の約80%はリン酸カルシウムですが、そのほかにタンパク質、炭水化物や細菌の死骸などからもできています。歯石そのものは、う蝕(むし歯)を引き起こしませんが、歯石の表面がざらざらしているので、そこに細菌が増殖し歯周病を引き起こします。

歯石の除去には、そのもととなるプラークをつかなくするための毎日のブラッシングが肝心ですが、少しでも取り残すとそこから増えますので、正しい歯磨きでプラークを完全にとることとが必要です。

お口の中から、100%完全にプラークをなくすことは困難で、数か月程度でたいていの方には歯石が沈着してきますので、定期的に歯石除去をすることが効果的です。

JIADSペリオコース 期間延長のお知らせ

昨年11月より自分と、玉田先生が月に2回 「JIADS ペリオコース」の受講をしております。
日本人の40歳以降の70%が罹患していると言われている歯周病において、歯周病に特化した 「JIADSペリオコース」の受講により治療の理解と技術の習得は「やまもと歯科医院」において必須と考えています。

受講も半ばに差し掛かって来た所でしたがコロナの感染拡大によりセミナーの休講及び延期をしております。
残念ですが、患者様への感染拡大防止の一環としてやむを得ないと思っています。
ただこの機会を無駄にせず、玉田先生と今までの講義や実習を復習し、再開の際にはより理解の深いものにしたいと思っています。

月に1回土曜日の休診が期間延長によりご迷惑をお掛け致しますがご協力の程よろしくお願い致します。

重度歯周病について

こんにちは。

歯科医師の玉田です。

今回は重度の歯周病についてです。

重度になると状況は悪くなります。歯を支えている骨の三分の二以上が溶けて、歯周ポケットは非常に深くなり、歯根に歯石が多くつき、ポケットから膿が出たりします。

また歯も揺れはじめ食べ物が食べにくくなります。

口臭も強くなり、歯ブラシで磨くと出血があります。

治療法としては歯周外科治療、歯の揺れを止めるための歯の連結治療や調整、残すことが難しい場合は抜歯をする場合もあります。

膿がでた状態の歯を残しておくと他の周りの歯にも影響を及ぼす可能性があるため抜歯をするのも治療法の一つです。

重度の歯周病にならないためにも定期検診や日々のブラッシングを丁寧に行うことが重要になってきます。

お口に関して心配なことがありましたらお声かけ下さい。

2021年あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

昨年はコロナウイルスのため色々制限があり、思うように出来ない事が多々ありました。
今年は「出来ない」とあきらめず、今までの経験を生かして「出来る範囲で出来る限りの事をしよう」と思っています。
診療においてご不便をお掛けする場合もあると思いますが、今後とも宜しくお願い致します。

スタッフ一同新たな気持ちで診療に取り組んでいきたいと思います。
今年もよろしくお願い致します。

2020年の診療を終了致しました。

本日12月28日を持ちまして年内の診療を終了致しました。
2020年はコロナウイルスにより、多くの皆様に影響があり今もなお日常の生活に支障をきたしています。

来年はワクチンをはじめコロナウイルスに対抗できる環境により、皆様が通常の生活に戻る事を望んでいます。
現在は出来る事をきちんと行い、通常に戻った際の準備をしておきたいと思います。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

JIADSペリオコース第二回受講

こんにちは。

歯科医師の玉田です。

125日と6日はJIADSのペリオコース第2回を受講してきました。

1日目はMWF(Modified Widman Flap)2日目はAPF(Apically Positioned Flap)を模型を使い実習を行いました。

MWFはウィドマン改良フラップ手術で、4mm以上のポケットに対して行います。

組織を保存でき、歯肉退縮が顕著ではないため前歯部などの審美的な部位に対しても有効です。

APFは歯肉弁根尖側移動術といい深いポケットを減少させるだけでなく、虫歯が深く抜歯をしなければいけない歯を残すことが出来ます。

それぞれ適応があり、適切な処置をすることでより良い口腔内の状態を保つことが出来ます。

次回は1月23日24日に第3回があります。そのため1月23日の土曜日は休診となります。

ご迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します。

10年目を迎えました

令和2年11月を持って「やまもと歯科医院」は10年目を迎えることが出来ました。
通院して頂いた患者様はもちろん、スタッフ、取引業者様、多くの方々に支えて頂いた10年でした。
ありがとうございます。

今年はコロナ禍において様々な問題がありましたが、来年に向けて今出来ることを精一杯行い準備をしておきたいと思います。
また昨年からスタッフの結婚退職が続き、新しいスタッフを迎え新体制になりますが、今まで以上に患者様に寄り添える歯科医院を目指していきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。

12月現在、新型コロナの感染拡大の第三波が起きています。
大きな困難に直面している方々もいらっしゃると思います。
心よりお見舞い申し上げます。