衛生士の石橋です。
今回はムシ歯になりやすい部位について書いていきます。
ムシ歯になりやすい所は、汚れがたまりやすく、歯磨きがしづらい所です。
汚れがたまりやすい所は何か所かあります。
1つ目は、奥歯の咬合面(噛む面)です。
奥歯の咬合面には細かい溝があります。
そこに汚れがたまり、変色し、進行するとムシ歯になります。
咬合面には汚れがたまりやすいですが、見ようと思えば鏡で見る事ができるので、しっかりと磨いてあげましょう。
2つ目は、歯と歯の間です。
歯は根元に行くにつれ細くなっているので、歯と歯の間に隙間ができます。
そこに汚れがたまるためムシ歯になりやすいです。
歯と歯の間を磨くには、歯ブラシを小さく動かしてあげる事が効果的ですが、歯ブラシだけで十分に汚れを取る事は難しいです。
そのため、歯ブラシと合わせてデンタルフロスか歯間ブラシを使う事をおすすめします。
3つ目は、1番後ろの歯です。
1番後ろにある歯は、1番頰のお肉との距離が近いため、歯ブラシが届き辛いです。
特に後ろ側の所は、歯ブラシの角度を他の所と変えてあげないとなかなか磨けません。
また、鏡で確認する事ができないので、磨くのを忘れないようにし、しっかりと磨いてあげましよう。
頑張って磨いても磨き残してしまう所、金属やプラスチックの段差など、ご自分でケアできない所は定期検診でケアしていきましょう。
磨き辛い所、どうやってケアしたらいいかわからないなどあればお気軽にご質問ください。