フッ素について

衛生士の石橋です。

今回はフッ素について書いていきます。

フッ素は歯を強化しむし歯予防効果き期待できるものです。

歯は酸に弱いため食事後やくだものなどの酸性な食べ物を食べた後など、口腔内が酸性になると脱灰してしまいます。

脱灰すると硬い歯は弱くなり壊れてしまいます。

それを防ぐため唾液には口腔内を中性に戻し脱灰した歯を再石灰化させ、硬い状態に戻す力があります。

その手助けをしてくれるのがフッ素です。

濃度には差がありますが今市販されている歯磨き粉にはフッ素が添加されているものがほとんどなので好きな味のものを選んでも問題ないと思います。

また、乳歯や生えたばかりの永久歯はむし歯になりやすいので定期的にフッ素を塗布する事でむし歯リスクを下げる事ができます。

しかし、むし歯予防で1番大切なのはしっかりとブラッシングをする事です。

いくらフッ素を塗布し歯を強化しても原因菌がたくさんいたらむし歯になってしまいます。

むし歯にならないためにしっかりとブラッシングをし定期的に検診を受け、どこに磨き残しがあるのかを知る事が大切です。

歯と歯の間のお手入れ方法

歯科衛生士の松原です。
今回は歯ブラシ以外のお手入れ方法について書いていきます。

毎日歯ブラシでお手入れをしていただいている方は多いかと思います。
歯ブラシで汚れを落とす事もとても大切ですが、歯ブラシのみで落としきれない汚れは別の道具を使用して落とす必要があります。

歯と歯の間は、歯ブラシの毛先が届きにくいため汚れが残りやすく、むし歯や歯周病が発生するリスクの高い場所です。

歯の汚れは歯ブラシだけでは60%〜70%程度しか取り除くことができないと言われています。
しかし、歯ブラシと併せてデンタルフロスや歯間ブラシを使うと90%近くのプラークを取り除くことができると言われています。

歯ブラシとフロスを併用した毎日のお手入れが虫歯や歯周病のリスクを低くします。

効率よくきちんとお手入れをするためにも、毎日のケアに歯と歯の間のお手入れも取り入れてみてください。

代表的なものとして、デンタルフロスや歯間ブラシがあります。

デンタルフロスは歯間ブラシが入らない狭い隙間の汚れを落とす事が出来ます。

指で巻き取るものや、ホルダータイプなど複数種類があります。

また繋がっているブリッジなどの装置にはスーパーフロスという別の種類のフロスが必要となります。

歯間ブラシはサイズが豊富にあるので、ご自身の歯の隙間の大きさにあった適切なものを選ぶことが大切です。

ご自身のサイズがわかりにくい場合は、歯科医師や衛生士に相談して下さい。

歯ブラシだけでなく、間の汚れを落とす道具も毎日のお手入れにぜひ追加してみて下さい。

スポーツマウスガード

先日格闘技をされている患者さんからの依頼で「スポーツマウスガード」を作製しました。
「スポーツマウスガード」とは歯ぎしりの症状の緩和に使用する「治療用ナイトガード」とは違い、スポーツ時の口腔内の外傷を予防したり、運動能力をアップさせるために使用するものです。

今回は患者様のご希望により使用中に十分な前歯の保護と呼吸のしやすさを優先してスポーツマウスガード専門の歯科技工所に作製を依頼しました。
仕上がり後使用して頂いた感想は
「呼吸もしやすく装着感も良いです。次回の試合頑張ります!!」
とおっしゃってくださいました。

格闘技やラクロスなどのボディコンタクトのあるスポーツをされている方でご希望がありましたらいつでもご相談ください。

スポーツマウスガード専門店 RYMS
www.tyms.jp
ご興味のある方は名前を入れたりデザインも色々ありますのでぜひHPをご覧ください。