インプランと治療に関して

10月からインプラントのオペが毎週続いておりました。

そのためオペの時間の確保のため、通常の診療においてご迷惑をお掛け致しました。
ご協力ありがとうございました。
今月でオペのご予約に関してひとまず目途が付きます。

開業当初に比べてインプラント治療をご希望される患者様は現在とても多くなりました。
最近はTVや雑誌などのマスメディアでも当たり前にインプラント治療に関して目にする機会が増えています。

しかし歯科医師の立場から見ると全てとは言いませんが、マスメディア上の情報に関して若干違いを感じる事があります。
そのような場合はインプラント治療をご希望、ご検討されている場合不安に感じ、治療を受ける事に躊躇してしまう事も考えられます。
もしインプラント治療のご希望がありましたら、院長もしくは診療スタッフにご質問ください。
「やまもと歯科医院」では相談やCT撮影などの診断においては一切費用は掛かりません。
ご安心してご相談してください。

院長 山本昌広

キシリトールのおはなし

皆さんこんにちは。今月は、食欲の秋、そしてクリスマスを目前に甘い物を食べる季節目前といったことで、キシリトールについてのお話をしたいと思います。


キシリトールは甘さはお砂糖とほぼ同じで、炭水化物の一種です。



むし歯の予防効果が認められており、赤ちゃんが生まれる前、もしくは生まれてすぐに、お母さんがキシリトールガムを噛む事で、子供のむし歯を防ぐ事も証明されています。
キシリトールのように、むし歯予防効果がある甘味料は他にありません。
キシリトールの効果は、むし歯の原因にならないだけではなく、むし歯の発生や進行を防ぐ効果があります。



そしてだ液分泌の促進にもなります。
お砂糖と同じぐらいの甘さのため、口の中に入れると味覚が刺激され、だ液の分泌が促進されます。歯の再石灰化の促進に繋がり、歯の修復や成熟を助けます。



むし歯の原因になりません!
キシリトールは、むし歯菌が代謝できないため、お口の中でまったく「酸」が作られません。
さらに、酸の中和を促進する働きを持っており、ミュータンス菌の活動を弱めます。



むし歯の原因菌である、ミュータンス菌は、キシリトールを代謝する事ができないので、酸やプラークの元を作ることができません。



プラークの質の変化もあります。
ミュータンス菌の活動が弱まる事で、プラーク量が減少し、プラーク自体がサラサラになって歯の表面から、はがれやすくなります。
これにより、ブラッシングの効果が上がり、ハブラシが楽になります。



キシリトールガムを選ぶには、歯科医院専売の物を選びましょう。
市販品と歯科医院専売品の違いは、甘味料にキシリトール以外の糖質が使用されているかどうかです。



歯科専売品は、甘味料にキシリトール100%を使用されており、キシリトールの効果が十分に期待できます。
歯の主成分が配合されており、再石灰化を助けます。



歯にくっつきにくいガムベースで、矯正装置や仮歯、義歯の方にも噛んで頂けます。



噛む力を鍛える事ができます。



キシリトールガムは、キシリトールが80%以上の含有量の物を選びましょう。



効果的な噛み方は、1日に5g摂取です。
1日3回、2粒目安、食後や就寝前等に味がなくなっても5分程度噛む事をお勧めします。
5グラム5分以上
ゴーゴー!と覚えてください。



むし歯予防には4つの基本が大切です。



1.歯磨き
2.フッ化物の応用
3.正しい食生活
4.定期健診



ですね♪



キシリトールを効果的に活用するためにも、正しい知識と方法を知り、むし歯予防の習慣を身に付けてみてください。





11月になりました。

10月の半ばまで暑さが残る日々が続いていましたが先週から秋らしく過ごしやすくなってきました。
夜などは寒く感じる時もありますので風邪などを引かない様お気をつけください。

医院においては10月に歯科衛生士寺崎が結婚のため退職し、その代わりに新たに歯科衛生士山口が入社しました。
歯科衛生士山口は九州の歯科医院で勤務していました。
若いですが歯科治療において多くの経験を積んできていますので、院長のアシスタント業務をメインに行っています。
今後はその経験を「やまもと歯科医院」で生かしてもらいたい期待しています。

歯科衛生士山口がアシスタントの際には宜しくお願い致します。

院長 山本昌広