歯の生える時期

衛生士の石橋です。

小児の保護者の方から
「歯が萌えるのが遅くて心配」
「なかなか萌え変わらないけど大丈夫ですか?」
という質問を頂く事があります。

今回は「いつ頃萌え始め」「萌え変わるのか」を説明します。

まずは生後6〜8ヶ月位に下の前歯から萌え始め、1歳半位に奥歯が萌え始めます。
永久歯もそうですが、犬歯は長い歯のため、奥歯より少し遅れて萌えてきます。
そのため前歯と奥歯の間に歯がない時期がしばらくありますが心配ありません。

乳歯が萌え揃うのはだいたい3歳位です。

次に萌えてくるのは6歳頃、乳歯の奥歯の後ろに大きな6歳臼歯が萌えてきます。
それと同じ頃に下の前歯がグラグラし始め萌え変わります。

その後は前歯の方から順番に萌え変わり、一番奥の乳歯が萌え変わるのが11歳前後です。

12歳前後に、6歳臼歯の後ろに歯が生え始め永久歯列は完成します。

その後、人によっては17歳位から親知らずが萌えてきます。

乳歯、永久歯共に萌出時期には個人差があるので、上記の時期より遅くても心配する事はありません。

稀に先天的に歯がない場合があるので、しばらく様子を見ても萌えてくる気配がない場合はレントゲンなどで確認する場合あります。

心配な事があればいつでもご相談ください。

歯科のレントゲンについて

歯科衛生士の松原です。

今回は歯科のレントゲンについて説明していきます。

レントゲン写真は実際に口の中を見るだけでは分からない部分も詳しく見る事が出来ます。

例えば虫歯で言うと、見ただけでは綺麗な歯の形をしているのに中で大きな虫歯が進行していたり、銀の部分的な詰め物の下の虫歯などを見る事が出来ます。

他には歯の根っこの先に膿がたまっていたり、歯周病の進行の比較や、親知らずの生えてる向きなど、レントゲン写真を撮る事でわかる情報は他にも多くあります。

レントゲンの種類としては、全体を写すパノラマ写真と、ピンポイントで写すデンタル写真があります。
他には立体的に写すCT写真もあります。

これらは写す目的や必要性に応じて使い分けていきます。

歯科医院で撮影するレントゲンの被ばく量は日本人が一年間に自然に浴びる放射線の1/200程度なので、ほとんど体に影響を及ぼす事がないと言われています。

また歯科医院の場合は鉛防護用エプロンをつける事が多く、より安全にレントゲンの検査が出来ると言われています。

当医院では、定期検診時にはパノラマ写真は1年〜2年に1度、必要に応じてデンタル写真、CT写真の撮影をしお口の健康状態を確認をさせて頂いています。

ご不明点や心配な点があれば当医院のスタッフにお尋ね下さい。

GW終了しました

やまもと歯科医院はGWのお休みとして3・4・5日の3日間頂きました。
GW期間中、患者さんのトラブルが無いか心配でしたが休み明けの6日に通院中の患者様の急患でのご来院や、電話でのお問い合わせもなくスタッフ一同ほっとしております。

明日7日から平日通常診療に戻りますのが、今週からインプラントのオペが続いていたり、勉強会の参加などで予約が取りにくくなっております。
ご迷惑をお掛け致しますが、何かありましたらお早めにご連絡頂けると助かります。
よろしくお願い致します。