勉強会に参加してきました

衛生士の石橋です。

5月27日に母校で行われた卒業生対象の勉強会に参加してきました。

内容はエキスプローラーの操作についてでした。

エキスプローラーとは、針のような器具で、今回の勉強会では普段診療で使っている物とは別の歯石の探索のしやすい形の物を使いました。

最初に座学があったのですが、年々教科書の内容が変更されており、私が在学していた時と大きく変わった部分についても講義がありました。

新しく資格を取って衛生士になってくる人とのギャップができない為にも基本的な事でも再度勉強する必要があるなと思いました。

座学の後に実習があり、実際に普段と違うエキスプローラーを使ってみて、いつも届きづらい所の探索がしやすく、先端も通常の物より細いので感触が全然違いました。

歯肉縁下歯石除去の時には使っていこうと思いました。

勉強会の後には懇親会があり、久しぶりに担任の先生やお世話になった先生方とお話でき、とても楽しかったです。

今回学んだ事をこれからの診療に活かしていこうと思います。

親知らずのトラブル

歯科衛生士の松原です。
今回は親知らずのトラブルについて書いていきたいと思います。

親知らずとは第2大臼歯(7番目)の奥に生えてくる第3大臼歯(8番目)です。

先天的に生えて来ない人もいますが、生えてくる人はトラブルが起きやすい歯です。

トラブルの例としては

①歯ブラシが届きにくく汚れがたまる
②歯茎が腫れる
③親知らずが虫歯になる
④親知らずの手前の歯が虫歯になる
⑤親知らずや隣の歯が歯周病になる
⑥上の歯が咬み合わずに移動し歯茎を噛んでしまう
⑦前に倒れ込んできて歯並びが悪くなる

などがあります。

治療法としては抜歯や虫歯、歯周病の治療を行います。

ただし親知らずは横に生えていたり、骨の中に埋まっていたり、根っこの形態が不完全なままであったり、清掃不良が起こりやすいので治療の予後が悪かったり、治療自体が行えない場合があります。

その場合は基本的に抜歯となります。

生え方によって抜歯の方法も異なりますので、レントゲン診査が不可欠となります。

また、親知らずが顎の神経と近い場合や接触している場合はCTなどでより精密に検査を行います。

親知らずで気になることがあれば担当医までご相談ください。

保育園検診

6月4日と8日の虫歯予防デーに東長崎にある保育園の検診に行ってました。
毎年この時期に伺うのですが、保育園の子供達の元気な様子や成長を見るのも楽しみになっています。
こちら2か所の保育園のお母様方はお子様の歯のお手入れを頑張っており、ほとんどのお子さんに虫歯はありませんでした。
毎回保護者の方の意識が高く感心しています。

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検診の際に簡単な歯科に関してのお話をさせて頂いていますが、 今回は「授乳によるむし歯のリスク」に関してや「磨き方」をお話しさせて頂いたのですが、、皆さんとても興味を持って聞いてくださいました。

日々の忙しい中、お子様の歯ブラシは大変だと思います。
でも、お子様が自分で磨けるまではご家族のお手伝いがどうしても必要です。
心配な方は歯科医院でこまめな検診を受け、歯科衛生士によるクリーニングやフッ素塗布を行い、お口の管理をお手伝いしてもらうのも1つの良い方法だと思います。

お子様の虫歯予防や磨き方やなど分からない事があればいつでご相談にいらしてください。
お子様の大事な歯を一緒に守っていきましょう!!