こんにちは。
歯科医師の玉田です。
3月13日と14日は歯周外科の勉強会に参加させて頂きました。
今回は歯肉弁根尖側移動術(APF) 遊離歯肉移植(FGG) 歯肉結合組織移動術(CTG)について学びました。
APF は歯肉縁下カリエスの歯を保存する場合や歯茎の維持・増加をはかったり、歯周ポケットをなくすことなどを目的に行われる治療です。
FGGは歯の周囲に角化歯肉がないとブラッシング時の圧力に耐えることができないため、適切な歯磨きが行えなくなったり、炎症を引き起こしたりする場合があります。
こうした状態を改善するために行われます。
CTGは歯茎が痩せて薄くなっている場合や、抜歯後の歯槽堤に陥没部分がある場合などに、上顎の口蓋から結合組織のみを剥離し、歯茎が痩せて薄くなっている部分などの上皮と骨膜の間に移植することで、歯茎の厚みを回復させる治療です。これにより、適切なブラッシングが行いやすくなったり、インプラントを長持ちさせたりすることができるようになります。
次回は4月の10日と11日に勉強会があるため10日が休診となります。
ご迷惑をおかけしますが宜しくお願い致します。