歯科衛生士の松原です。
今回は子どもの歯と大人の歯の生え変わりの時期に起こりやすい虫歯について書きたいと思います。
生え変わりの時期はとても虫歯が起こりやすいです。
理由としては
①大人の歯と子どもの歯が入り混じり、でこぼこした歯列になるため汚れの磨き残しが多い
②生えたての歯のエナメル質は柔らかく、虫歯の進行が早い
ことが考えられます。
虫歯を予防するには適切な歯ブラシと歯質強化のためのフッ素塗布が有効です。
まず最初に虫歯になりやすい大人の歯は、6歳臼歯です。
奥歯のため歯ブラシも届きにくく、歯の溝の深さが深い場合は虫歯のリスクが高くなるので注意が必要です。
歯ブラシは生え変わり用やヘッドの小さい磨きやすいものを選びましょう。
歯科医院で定期的に高濃度のフッ素を塗布したり、ご自宅で仕上げ用のフッ素剤を使用するのもおすすめです。
また虫歯になってしまった場合は進行が早いため、早期治療が大切です。
定期検診を受けましょう。
大人になってからもずっと使う歯です。
しっかり虫歯を予防していきましょう。