義歯について

衛生士の石橋です。

今回は義歯(入れ歯)について書いていきます。

義歯には、大きく分けて総義歯(フルデンチャー)と部分義歯(パーシャルデンチャー)の2種類があります。

総義歯は字の通り自分の歯が残っていない全ての歯を義歯で補っているものです。

部分義歯は、自分の歯が残っており部分的に義歯で補っているものです。

義歯は人工物なのでむし歯にはなりませんがしっかりと洗浄する必要があります。

総義歯の場合、義歯を粘膜に吸着させて維持しています。

汚れた義歯を装着し続けると粘膜が感染し腫れてきたり、その状態で無理に使っていると粘膜に傷ができ痛みが出ます。

部分義歯の場合は、歯茎と自分の歯にバネを掛ける事で維持する装置です。

そのため、清掃状態が悪いと支えている歯がむし歯もしくは歯周病になり、失うリスクが高くなります。

残っている歯が減り義歯の部分が増えれば安定感も悪くなり、残っている歯には更に負担が掛かります。

お出かけ中は難しいですがご自宅にいる場合は食事が終わったら一度義歯を外し洗浄しましょう。

また、義歯は一度作ったら終わりではなく定期的に調整が必要です。

総義歯の場合は粘膜の状態により当たりが強くなり傷ができてしまったり、部分義歯も同じように粘膜に傷ができたりバネが緩み、支えている歯に余計な負荷が掛かっている事があります。

症状がなくても早めに調整をする事で痛みや残っている歯へのダメージ回避ができるので、半年に一度くらいのペースで検診を受ける事をおすすめしています。

歯周病と全身疾患

歯科衛生士の松原です。

2020年になりました。
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

今日は歯周病と全身疾患との関わりについて書いていきます。

歯周病とは、歯の汚れや過重負担により進行した歯周ポケット内の細菌により炎症が起こり、出血や膿が出たり、支えている骨を壊してしまう感染症です。

日常の生活習慣や体質により進行しやすくなると言われている生活習慣病なのです。

年代別に異なりますが中高年の方の約9割が罹患していると言われています。

歯周病と関わりのある全身疾患として敗血症、感染性心内膜炎、心疾患と脳卒中のリスクを高める、糖尿病の悪化、誤嚥性肺炎などが挙げられます。

毎日の歯ブラシや定期検診、クリーニングなどでお口の中の管理を行いましょう。

しっかり管理されたお口で、バランスの良い食事を取ることは全身の健康を考えた上でもとても大切です。

検診お待ちしています。

2020年明けましておめでとうございます

本日2020年1月5日AM10:00~診療を開始致します。

年末年始のお休みを頂きありがとうございます。
休診中はご迷惑をお掛けしました。

今年もスタッフ一同気持ちを新たに患者様に対して、治療に対して取り組んでいきます。

今年もよろしくお願い致します。