診療時間変更のお知らせ

「やまもと歯科医院」はおかげさまで昨年11月に開院7周年を迎えました。
その際、患者様により良い診療環境を提供するために「今現在、何をするべきか」をスタッフ全員で検討して参りました。

患者様にとって良い環境はどのようなものでしょうか?
「診療時間や土日診療などの環境の問題」
「治療レベルやスタッフが患者さんの事をいかに理解しているかなどの質の問題」
など、患者様にとって良いと思われる環境や、求める環境は患者様によって様々だと思います。

私達は「やまもと歯科医院」にとって今現在「質の向上」が必要だと判断しました。
質を向上させる(維持する)には、常に同じ環境で、きちんとした治療時間を確保する事が必須です。

診療の曜日を変更する事で、担当の歯科医師、歯科衛生士が不在の事がなく常に診療に立ち会うことが出来ます。
診療時間を変更する事で、キャンセルや変更の対処が少なくなり予約時間の確保がしやすくなります。
それにより良質な歯科治療の提供を行い、通院して頂いている患者様に安定的かつ安心して診療を受けて頂ける体制作りを目指します。

変更により通院が困難になる患者様もいらっしゃると思いますが、そのような患者様に対しては可能な範囲で治療のお手伝いを今後もさせて頂くつもりです。

ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解の程何卒宜しくお願い致します。

 

歯肉退縮について

衛生士の石橋です。

今回は歯肉退縮について書いて行きます。

前回も少し歯肉退縮について触れましたが、歯肉が退縮すると知覚過敏の症状が出る他、歯と歯の間に食べ物が入りやすくなります。

そのままにしておけばもちろんムシ歯や歯周病の原因になります。

歯肉退縮の原因の1つに、過度なブラッシングがありますが、食べ物が挟まると、その部分をゴシゴシ磨いてしまったり、爪楊枝で強く刺激してしまい、歯肉退縮を進行させてしまう恐れがあります。

なぜ歯肉退縮が起こると食べ物が入りやすくなるかというと、歯は根元に行くにつれて細くなっていきます。

そのため、歯肉が下がると細い部分が出てきて隙間が開いてします。

この隙間は、ある程度であれば被せ物や詰め物で改善できますが、大きく開いてしまった場合はセルフケアで付き合って行くようになります。

被せ物や詰め物を大きくしすぎると、清掃不良になりやすく、ムシ歯、歯周病の原因となるためです。

前回書いたように、ブラッシングなどに気をつけていても、歯肉は加齢により下がっていきます。

最近よく食べ物が入るなと思っても、強くブラシをしたり、爪楊枝で無理に取ろうとせず、フロスや歯間ブラシでケアしていきましょう。

 

歯間ブラシについて

歯科衛生士の松原です。

今日は歯間ブラシについて書いていきたいと思います。

歯ブラシは使用している方は多いかと思いますが、歯間ブラシを使用している方はどうでしょうか?

毎日使用している方、あまり馴染みがない方、それぞれいらっしゃるかと思います。

歯ブラシは歯の表面の汚れを取るのに適していますが、汚れは約60パーセント程しか落とすことが出来ません。

残りの汚れはどこについているかと言うと、歯と歯の間に多く磨き残しています。

このような汚れを放置してしまうと、やがて歯石となり歯周病や虫歯の原因となりますので毎日のお手入れが必要です。

そこで歯と歯の間のお掃除をする為に専用の道具を使用します。

歯と歯の間の汚れを取るのに適した道具は、歯間ブラシやデンタルフロスなどがあります。

歯と歯の隙間の大きさや被せ物の種類などにより適応している道具が違います。

歯間ブラシは比較的大きな隙間のお掃除や、連結してある被せ物などの間のお掃除に適しています。

また歯間ブラシにはサイズが豊富で、ご自身の隙間にあったサイズを選択することが出来ます。

大きさのあっていない歯間ブラシを無理に使用すると、歯茎を傷つけてしまったり、歯を傷める原因となりますので注意しましょう。

またお口の中に、隙間の大きさの違う箇所があれば別々のサイズの歯間ブラシが必要な場合もあります。

出血を繰り返す時は、詰め物被せ物の不適合などによる汚れの溜まりやすい環境や、歯周病などの病気が隠れている可能性がありますので必ず検査を受けて下さいね。

適した大きさがわからなければ、担当医もしくは衛生士が確認させていただけると安心です。

治療や検診の来院の際にお気軽にお尋ね下さい。