マイクロスコープのセミナー終了しました

昨年「やまもと歯科医院」では電子カメラによるマイクロスコープを導入いたしました。
現在マイクロスコープは医科のオペにも使用されるように、歯科においても視野を拡大し、正確な歯科治療を行う事に主に使用されています。
また、マイクロスコープに内蔵されている4K画質ビデオによって術前・術後の経過状況の画像保管ツールとしても有効です。

そのマイクロスコープを使用しながらの治療は「正しい使用方法」を「正しい指導医に学ぶ事」が必要です。
今回は日本顕微鏡学会の指導医、櫻井先生に使用時のコツを指導して頂きました。
多くの学びがありましたが、何よりもそれを使いこなすためには日々の練習の必要性があるとアドバイスを頂きました。
より良い治療を患者様に提供出来る様日々の練習に努めたいと思います。

指導医の櫻井先生と林先生には歯科医としての姿勢も学ぶ事が多くありました。
今後ともよろしくお願い致します。

中等度歯周病について

こんにちは 。歯科衛生士の國生です。

今回は中等度歯周病についてです。

歯周病が中等度になると、軽度の歯周病よりも歯茎のポケットが深くなり、歯茎の下にまでプラークや歯石が付着していきます。通常の歯のクリーニングよりも深いポケットのプラークコントロールが必要になります。

中等になると歯を支えているが骨が溶け、歯が揺れてきます。そして硬いものが次第に噛みづらくなります。

歯茎が腫れるにつれ、歯周ポケットの奥深くに細菌が進入していきます。この場所は歯ブラシが届かないので、歯周病が更に進行していきます。 歯茎の境目からは膿が出ることもあります。

歯茎が下がり、歯に付着した黒色に近い歯石が透けて見えることがあります。そして歯の根元が少し見え、歯が長くなったように感じることもあります。

歯茎の腫れやお痛み、歯の揺れなどを感じることがありましたらお早めの受診をおすすめします。

歯ブラシの交換時期について

  • こんにちは。

歯科医師の玉田です。

今回は歯ブラシの交換時期についてです。

1ヶ月程度で交換

一般的には、13回歯磨きをした場合は歯ブラシの寿命は約1か月と言われています。きちんと汚れを除去するためにこれからは1か月ごとに交換してみましょう。

②毛先が広がった時に交換

1か月未満であっても、歯ブラシは毛先が広がったら寿命と言われています。毛先が広がった歯ブラシでは丁寧に磨いても歯はきれいになりません。電動歯ブラシも同様です。電動歯ブラシのブラシ部分も広がってきたらすぐに交換しましょう。歯ブラシの毛先が短期間で広がってしまう方は、力を入れてブラッシングしている可能性があります。適度な力でやさしく歯磨きをするよう心がけましょう。 

交換しないことによる問題として、毛先の広がった歯ブラシでは、細菌の塊であるプラークをきちんと除去することが出来ません。その結果、虫歯や歯周病になりやすくなります。毛先の広がった歯ブラシは弾力性が失われています。毛先の硬くなった歯ブラシをこすりつけていれば歯ぐきや歯は痛んでしまいます。「虫歯でもないのに熱いものや冷たいものがしみる」「歯ぐきが腫れてもいないのに歯磨きのあとに良く出血する」という場合は、古くなった歯ブラシを使っているせいで歯や歯ぐきが痛んでいる可能性があります。

古い歯ブラシは雑菌が繁殖しやすい状態です。また、食べかすが残っている歯ブラシを使い続けていると口臭の原因になることもあります。

定期的に歯ブラシは交換するようにしましょう。