衛生士の石橋です。
今回はホワイトニングについて書いていきます。
毎日の飲食で歯は少しずつ着色していきます。
ある程度は歯磨きや、歯科でのクリーニングで落とす事ができますが、歯に染み込んでしまった着色は落とす事ができません。
そういった着色にはホワイトニングが有効です。
ホワイトニングには歯科医院で行う方法と自宅で行う方法があります。
自宅で行う方法はホームホワイトニングといいます。
これは、歯科で型取りをし作製した専用のトレーにホワイトニングジェルを入れ、1日1時間以上装着し、それを1、2週間続ける方法です。
家で行うため、何かをしながらなど、時間が有効に使えます。
日をかけて脱色していくので、色の後戻りがしづらいです。
また、歯科医院で薬剤より濃度の低い物を使うため、知覚過敏の症状が出づらいです。
ただ、効果が出るまで1、2週間かかるため、短期間で歯を白くしたい場合は適しません。
歯科医院で行う方法は、オフィスホワイトニングです。
オフィスホワイトニングは、ホームホワイトニングより濃度の高い薬剤を使い、専門スタッフが行うものです。
1回の施術時間は1時間半~2時間程度です。
基本的には1度の施術で効果が出ます。
家でホワイトニングの時間が取れない方にオススメです。
短期間で出来るメリットはありますが、濃度の高い薬剤を使用するため、知覚過敏の症状が出やすく、一気に脱色するため色の後戻りをしやすいです。
歯科で行う方法はもう一つあり、神経を取り、変色してしまった歯に行うウォーキングブリーチという方法があります。
歯は、神経を取ると少しずつ変色し、黒っぽい色になってきます。
そんな歯に対しては、表面から薬剤で脱色をするより、内側から脱色をした方が効果が出やすいです。
この方法は、歯に神経治療をした穴を再度開け、そこに薬剤を入れて蓋をします。
約1週間後に薬剤を交換し、脱色の程度を見ながら数回行います。
ホワイトニングには出来る歯、出来ない歯があります。
まずはカウンセリングからになりますので、興味のある方はご相談ください。
パンフレットもありますのでお気軽にお声掛けください。