入れ歯のお手入れの仕方について

こんにちは。

歯科医師の玉田です。

今回は入れ歯のお手入れの仕方についてです。

入れ歯につく歯垢(デンチャープラーク)を放置していると、義歯性口内炎の原因や、唾液に含まれる細菌が増え、気管に入ると誤嚥性肺炎を起こす危険があります。

入れ歯は毎食後歯ブラシで水洗いをします。

その際に歯磨き粉はつけずに磨きます。

歯磨き粉をつけると入れ歯に細かい傷がつき、その傷に汚れや細菌が入り、匂いや汚れの原因になるため歯磨き粉はつけないようにしましょう。

夜寝る前にはお水につけて入れ歯を乾燥させないようにして保管します。

3日に1度、入れ歯洗浄剤をいれるとより清潔に保つことが出来ます。

熱湯や漂白剤につけたり乾燥させたりするのは、変色や変形のもとになるのでやめましょう。