軽度の歯周炎について

歯科医師の玉田です。

今回は軽度の歯周炎についてです。
歯周ポケットの深さ3〜4mmで歯を支えている歯槽骨が溶け出した状態で、歯みがき時に出血したり、歯がうずき、歯ぐきが腫れぼったく感じるのが特徴です。
一般的な初期の段階では無症状なことが多いです。
治療としては超音波やスケーラーと呼ばれる特殊な器具を使用し、歯の表面や根の周りに付着した歯垢や歯石の除去を行います。
軽度歯周病の治療は、患者さんによる歯磨きと、歯科医院における歯石除去がメインとなります。
次回は中等度歯周炎についてです。