歯磨き粉について

こんにちは。衛生士の石橋です。

よく患者さんから、「おすすめの歯磨き粉は何ですか?」とご質問を頂くので、今回は歯磨き粉について書きたいと思います。
結論から言ってしまうと、ご自分の好きなものを使うのが良いと思います。歯磨き粉はかなりの種類があります。
むし歯予防、歯周病予防、ホワイトニング効果など、それぞれに特化した効果があるので、自分はこれが一番気になる。と思ったものを選ばれるのが良いと思います。
また、今市販されている歯磨き粉は殆どがフッ素が配合されています。
フッ素は水に溶けやすいため、配合されたフッ素の効果を期待するのであれば、

「歯磨きの後は水でゆすがず、泡を吐き出すだけにした方が良い。
どうしても気持ち悪い場合は30mlの水で軽くゆすぐ程度にした方が良い。」
と言われていますが、歯磨き粉の中には歯磨き効果を高める為に小さな顆粒が入っている物があります。
その顆粒が歯周ポケットの中に残ってしまうと返って歯茎を炎症させてしまうので、そういった物を使う場合はしっかりとうがいをしなければいけません。
今は本当に沢山の種類の歯磨き粉が販売されているので迷ってしまうと思います。効果以外に好きな味や香りで選ばれるのもおススメです。。

 

定期検診について

歯科衛生士の松原です。

今日は定期検診のご案内です。

歯科医院へは虫歯が出来てしまったり、痛みがあったりなど、お困りのことがない限り来院されない方が多いのではないでしょうか?

初診の方の定期検診では

1、レントゲン撮影
2、虫歯のチェック
3、歯周病の検査
4、クリーニング
(クリーニングは通常2回程の来院が必要です)

を行います。

これは患者様のお口の中の状態や来院の頻度などにより異なります。

歯科では予防と初期治療がとても大切です。
痛みが出てしまった時には虫歯や歯周病が進行してしまっていることが多々あります。

また、お口の中の見えている部分だけではなく、骨の中の根っこの状態や親知らずの状態もレントゲンを撮ることで確認が出来ます。

定期検診ではこのような症状がない虫歯や歯周病を早期に発見し、治療やお手入れ方法の改善を行います。

長い間歯科医院を受診していない方や、気になる歯がある方は来院をお勧めします。

検診のご予約は土日は混雑しますので、お早めのご予約がおすすめです。

ご予約お待ちしております。

殿塚量平先生特別講演

2月8日水曜日の診療後にJIADSスタディグループの勉強会に参加して来ました。
一か月に一回、
JIADS講師の先生方や歯科大学の教授をお招きしてご講演して頂きます。

今回は大田区で開業をされている殿塚量平先生の特別講演でした。
殿塚先生はインプラントなどの外科処置を主に行っておられる著名な先生です。
講義の内容は、過去の多くの症例を惜しみなく使って、オペのコツを指導して頂き、今後の治療に
大変参考になりました。
3時間の講義でしたが、ご講演される先生のエネルギーで圧倒され、いつもあっと言う間に終了時間になってしまいます。
勉強会終了後は、久しぶりの寒波もありましたが、とても身が引き締まる思いで帰宅しました。

 月1回、水曜日の診療時間短縮によりご迷惑をお掛け致しますが、受講した内容を今後の診療に生かしていきますのでご了承ください。

洗口剤について

あけましておめでとうございます。
衛生士の石橋です。
今年もよろしくお願いします。

相変わらず寒い日が続きますね。

冬は風邪予防に洗口剤(うがい薬)を使う方が増えているのではないかと思い、今回は洗口剤について書いていきたいと思います。
洗口剤は、口腔内の病原菌を減らすのを目的に使用します。

お口の中の細菌が1番多くなるのは寝ている時です。

寝ている時は唾液の分泌量が少なくなり、細菌が増えやすい環境になります。
朝起きた時、お口の中がネバネバしたりするのはそのせいです。

なので、寝る前はなるべくお口の中の細菌を減らしておくことが大切です。

夜、歯磨きをした後、洗口剤を使う事でより細菌を減らす事ができます。

菌は減らす事はできてもゼロにはできないので、寝ている間に増えます。
朝起きたらご飯を食べる前にお水でいいのでうがいをすると良いと言われています。

たまに、洗口剤を使えば歯磨きをしなくてもいいと思っている方がいらっしゃいますが、もちろんそんな事はありません。
洗口剤はあくまで補助用品なので、プラーク(歯垢)を除去するには、しっかりとブラッシングをする必要があります。
プラークという菌の塊を落とした後、口の中に残っている細菌を減らすのに洗口剤有効です。

ブラッシング+洗口剤 という組合せで使うと効果的です。
洗口剤を使う時、効果が高くなるのでは。と原液、もしくは濃い濃度で使用していませんか?

口の中は手などと違い、全体が粘膜で覆われています。
手で洗口剤に触れても特に何もありませんが、粘膜には刺激が強く、炎症したり、酷いとただれてしまう事もあります。
せっかく使うのなら、しっかりと効果的を得られるように製品ごとに決まっている用法、用量を守って使ってくださいね。

歯の磨き方

歯科衛生士の松原です。

2017年になりました。本年もよろしくお願いします。

前回は歯ブラシの選び方について書かせていただきましたので、今回は歯の磨き方について書いていきたいと思います。
大きなポイントを3つに分けて説明していきます。

①持ち方と力加減

歯ブラシの持ち方は基本的にはペンを持つように持ちます。
力は200g程が良いと言われています。
200gと言われるとなかなかピンときませんが、思ったよりも優しい力です。ご自宅に計りがある方はぜひ歯ブラシを持って試してみてください。

②動かし方と磨く場所

歯ブラシを磨きたい場所にしっかりと当て小刻みに磨きます。1〜2本ずつを目安に磨いていきます。

虫歯になりやすい歯と歯茎の境目、間、噛み合わせの面に気をつけてください。

歯の全体的な汚れを落とすときは歯ブラシを歯に直角に当てそれぞれの面を磨きます。歯と歯茎の境目を磨く時は45度に傾けると効果的です。(この時の磨く力加減には注意してください。)

③磨き残しやすい場所を知る

全体を丁寧に磨いたつもりでも、歯並びや歯の生え方によってはいつも同じ場所を磨き残すことがあります。

その場所を知ることで全体を磨いた後で仕上げに汚れを取ることが出来ます。

磨き残しやすい場所として前歯の歯並びが前後している場所、歯の高さの違い、利き手による磨き残しの癖などが例として多くあげられます。

前歯の歯並びが前後している場所は歯ブラシを縦にして磨くことで汚れを落とせます。

利き手の関係で磨き残しやすい場所は、磨く時間や磨く場所の手順を決めることで改善することがあります。

このような磨き残しはそれぞれ個人差がありますので、ご自宅で汚れの染め出し剤を使用してみたり検診時にご相談ください。

また清掃補助具(デンタルフロスやタフトブラシ)なども磨き残しを減らすには有効です。

医院で販売もしていますので、ご興味があれば担当医もしくは担当衛生士までお声がけください。

今年一年ありがとうございました。

12月28日(水)を持ちまして、今年度の診療は終了致しました。
来年は1月4日(水)から診療を開始致します。

今年は「やまもと歯科医院」は5周年を迎え、スタッフと様々な取り組みをしてきました。
それにより、診療に関して患者様により満足して頂ける環境作りが整ってきたと感じています。

まだ、現在進行中で成果が出ていない事もありますが、素晴らしいスタッフと今後もより良い医院作りを目指して行きたいと思っています。
一年間、本当にありがとうございました。

今年も残り少なくなってまいりましたが良いお年をお過ごしください。
H28年12月28日
やまもと歯科医院スタッフ一同

 

 

 

口腔乾燥症について

衛生士の石橋です。

12月になりかなり寒くなりましたね。
最近は空気も乾燥してきてのどな乾くようになってきました。

今回は口腔乾燥症について書いていきたいと思います。

口腔乾燥症(ドライマウス)とは、言葉のまま唾液の分泌が少なくなり、口の中が乾燥するというものです。

口の中が乾くとそんなに良くないの?と思う方もいると思います。

口の中が乾燥するとどんな症状が起こるかというと、軽度であれば口の中がネバネバする程度ですが、分泌量の減少が進行すると、口の中の自浄作用が低下し、むし歯になりやすくなります。
他にも、歯周病や舌苔という苔のような細菌の塊が付着し、口臭の原因となります。

重度になると、舌痛症や口内炎になったり、食べ物を飲み込み辛くなる、喋りづらくなるなどの症状がみられます。

なぜ口腔乾燥症になるのでしょうか。

原因は、ストレス、偏食、喫煙、加齢と様々です。

他にも、薬剤による副作用やシェーグレン症候群という全身疾患の症状でもあります。

ストレスや加齢は身近な原因になりますよね。
なんだか最近口の中が乾燥するなぁ。
と思ったら唾液腺マッサージをしてあげると多少改善できるかと思います。

大きな唾液腺は、もみあげの下の辺りと顎の下にあるので優しくマッサージしてあげてください。
詳しく載っている冊子の用意もまりますので、興味のある方はお気軽に声をかけてくださいね。

今年もあと少し、体調を崩されないようお気をつけてくださいね。

歯ブラシの選び方

歯科衛生士の松原です。

今回は歯ブラシの選び方についてご紹介します。

売っているものは数も多く色々な種類がありますよね。

ポイントは自分のお口の中に合っているものを選ぶことと目的に合わせて選ぶことです。

①歯ブラシのヘッドの部分は歯の大きさ約2本分の大きさを選ぶ

②硬さはふつうのものが通常はおすすめ(歯茎や歯の状態、好みでも変わる)

③毛の形態を選ぶ
形態には一般的にテーパード毛とラウンド毛があります。
特徴は
テーパード毛→毛の先端を細く加工しているもの。
毛が柔らかく細いので歯周病や歯肉炎による炎症や予防におすすめ。
毛が細いので歯ブラシが痛みやすかったり、力加減によっては歯肉を傷つけてしまう欠点があります。

ラウンド毛→汚れが取れやすい特徴がある毛先が丸いタイプのもの。
清掃性が高いので一般的に虫歯予防におすすめです。歯と歯の間が汚れがとれにくいという欠点があります。
全体的な汚れを取る場合はラウンド毛をおすすめします。

④歯ブラシの寿命は約1ヶ月
(1ヶ月たつまえに毛先が開いたり傷んだ時も取り替え時です。)

日常の歯磨きは虫歯や歯周病の予防にはとても大切です。また歯ブラシだけではすべての汚れを落とすことは難しいので、デンタルフロスやタフトブラシの併用でより汚れを落とすことができます。

ご不明点がございましたら定期検診や治療の際、担当医もしくは衛生士にお気軽にお問い合わせください。

12月15日(木)16日(金)社員研修会のお知らせ

12月15日(木)16日(金)社員研修会のお知らせ

5周年を迎え、スタッフ全員で研修会に参加して参ります。
年末の忙しい中大変申し訳ありませんがよろしくお願い致します。

その成果を今後の診療、応対に生かしていきたいと思っております。
成長した新たな「やまもと歯科医院」スタッフにご期待ください。