インプラントセミナー参加してきました

10月にインプラントのセミナーに参加してきました。
このセミナーは骨がない患者様にインプラントを施術するための特別な方法を取得するためのものです。

世界的に著名なNewYork大学とColumbia大学で准教授を務められていたDr.Stephen Wallanceが講師として3年ぶりに来日され直接指導して頂きました。

新しい技術を患者様に還元出来る様に今後も頑張っていきたいと思います。
インプラントに関してご質問があればいつでもご相談ください。

Dr.Stephen Wallance先生

新しいスタッフが加入致しました

11月から歯科衛生士の御園生と和知の2名が新しいスタッフとして
「やまもと歯科医院」に加入してくれました。

コロナ禍では今まで通りのリコールを行う事が出来ずご不便をお掛けしていましたが、引き続き感染対策を行いながら通常期間のリコールを再開する事としました。

「やまもと歯科医院」のリコールは丁寧なクリーニングを行うために2回に分けて通院して頂いていましたが、感染防止対策として1時間頂いて1回のクリーニングを行うように変更致しました。

予約が取りにくくならないように歯科衛生士を2名とし、患者様にご不便をお掛けしないように取り組みました。
新しい歯科衛生士の御園生、和知は十分なキャリアはもちろんですが、知識と技術もトップレベルだと思っております。
ご安心して、リコールに来て頂きたいと思います。

今後とも宜しくお願い致します。

子供の虫歯予防について

こんにちは。

歯科医師の玉田です。

今回は子供の虫歯予防についてです。

正しい食生活、フッ素、歯磨き、歯科検診、キシリトールが重要です。 

①正しい食生活

子供は食生活が乱れただけですぐにむし歯になってしまいます。3度の食事を規則正し摂っていれば良いのですが、いつもおやつや甘いジュースなどを食べたり飲んだりしている「だらだら食べ」の子供は口の中が常に酸性に傾きむし歯になりやすくなります。

②フッ素

ミネラルの一種で歯質を強化虫歯菌の働きを抑制する効果があります。うがいが出来るようになったらフッ素入りの歯磨剤を使い始め2~15歳頃までは定期的に高濃度フッ素を塗ってもらうと予防効果が高いです。

③歯磨き

エナメル質を丈夫にするためには唾液からミネラルを取り込んだり、フッ素で歯質を強化する必要があります。しかし歯磨きしていない汚れた歯ではミネラルが十分吸収されず十分なフッ素の効果が期待できないため、歯磨きをしっかり行うのは非常に大切です。

④歯科検診

歯科医院では歯の磨き方や食生活を指導してもらえるほか、親では気づかない初期のむし歯も発見してもらえます。初期段階であれば歯を削らず、歯磨きを念入りに行うことでむし歯になりかけの歯を治療せずにすみます。

 ⑤キシリトール

虫歯菌の中でも特に悪玉ミュータンス菌の活動を抑えたり唾液の分泌を促す働きがあります。ガムを食べるときはキシリトール入りのガムを5分以上噛むのが理想です。

以上5つのポイントを押さえると虫歯になる確率は下がるので1つでも実行していきましょう。

口腔機能低下症について

こんにちは。

歯科医師の玉田です。

今回は口腔機能低下症についてです。

口腔機能低下症とは

加齢や疾患、障害など様々な要因で口腔内の機能が低下してしまう症状です。

5つの機能の低下

感覚:食事や発声時口腔内の状態を感じ理解する機能

咀嚼:食べ物を噛む機能

嚥下:食べ物、飲み物、唾液を飲み込む機能

構音:舌や唇を使って言葉を作る機能

唾液:食事や清潔にする為唾液を分泌する機能

放置すると重い口腔機能障害を起こし、全身の健康に関わる問題となってしまいます。

口腔機能低下症にならない為には

①虫歯や歯周病の疑いがあったら放置しない。

②入れ歯、インプラント、ブリッジなど噛める歯であること

③日頃からよく噛むよう心がける

④柔らかいものに偏らず、栄養バランスを考えた食事を意識する

お口の中で気になる症状がありましたら、早めに歯科を受診して口腔ケアで改善しましょう。

唾液の働きについて

こんにちは 。歯科衛生士の國生です。今回は唾液の働きについてです。

唾液はよく咬むことで分泌が促進されます。唾液の分泌が少なくなると、食べ物が飲み込みにくくなり、消化や吸収がされにくくなります。

唾液には細菌を洗浄、抗菌する作用があります。唾液の分泌が減ると、むし歯や歯周病などにかかるリスクが高くなっていきます。

唾液の主な働き
食べ物を飲み込みやすくする
味を感じやすくする
食べ物を洗い流し、 清潔に保つ
消化しやすくする
歯の再石灰化を促進し、細菌の発生や増殖を抑制することで、むし歯になりにくくなる

唾液は、お口の中や全身の健康に大きく影響しています。反対に、生活習慣の乱れや過度なストレスにより唾液が出にくくなることもあります。
お薬の副作用や加齢によるものもありますが、唾液が少ないと感じる方は、よく咬んで食べたり、生活習慣を見直してみましょう。

タバコによる歯周病への影響について

こんにちは 。歯科衛生士の國生です。今回はタバコによる歯周病への影響についてです。

お口は、最初に喫煙の影響を受ける部分で、煙やニコチン成分は、お口の粘膜や歯ぐきから吸収されます。
喫煙は、口臭、ヤニの付着、歯周病にかかりやすくなります。
ニコチンは、歯ぐきの血流量を減少させると、歯ぐきに十分な酸素がいきわたらなくなり、歯周病細菌が繁殖しやすくなります。また、歯のヤニはお口の中や歯肉にニコチンが染み出し続けることになります。

喫煙者は歯ぐきの出血や腫れが現れにくい特徴があります。歯周病の治療の効果が低いともされます。

禁煙すると歯ぐきの状態が回復し、免疫や細胞のはたらきが高まるため、ある程度進行した歯周病であっても禁煙は有効とされています。

治療を考えている方は、まず禁煙から始めることをおすすめしています。