歯間ブラシとデンタルフロス

衛生士の石橋です。

今回は歯間ブラシとデンタルフロスの使い分けについて書いていきます。

歯間ブラシ、デンタルフロス共に歯と歯の間を清掃する器具です。

どちらを使ったら良いのかわからないという質問をよく受けます。

歯間ブラシは、細いブラシで歯と歯の間を清掃するものです。

デンタルフロスは、何本もの細い糸が束になり、歯と歯の間の汚れを絡め取り清掃します。

それぞれ種類があり歯間ブラシは持ち手が直タイプと曲タイプがあり、またブラシのサイズも様々です。

デンタルフロスは、歯と歯の間に通しやすいようにワックスが付いているもの、ないもの、指巻きタイプ、持ち手の付いたタイプ、糸部分がスポンジ状の物とこちらも沢山の種類があります。

まず、歯間ブラシを使うと効率が良いのは歯と歯の隙間が開いている場合です。

負荷やブラッシング圧、加齢等により歯肉が退縮し隙間が開いている場合や歯並びや歯の大きさにより隙間が開いている場合など、その隙間のサイズに合った歯間ブラシを使う事で清掃性が高くなります。

デンタルフロスを使うと効率が良いのは歯間ブラシとは逆の場合です。

歯と歯の間に隙間が少なく歯と歯肉がぎゅっとくっついている場合は、1番細い歯間ブラシでも通りません。

無理に通そうとすると痛みや歯肉退縮の原因になってしまいます。

自分の口腔内を確認し、自分がどちらのタイプなのか確認してから道具を選択しましょう。

どちらのタイプか、器具の使い方がわからない場合はお気軽にご相談下さい。

新型コロナウイルス感染対策に関して

東京では6月現在ステップ1となり、徐々に自粛が緩和されています。
「やまもと歯科医院」では、現在まで感染者や濃厚接触者も出ず、スタッフ全員で通常診療にいつでも戻れるように準備をしています。

「やまもと歯科医院」にでは4月7日の緊急事態宣言の出る前から患者さんとスタッフへのリスクを考え「時差出勤」「時短診療」の準備を行い、宣言と同時に実施し、感染予防をしてきた成果であるとも思っています。

一部の患者さんには、予約のキャンセルや延期をお願いするなどご迷惑をおかけし致しました。
ご理解、ご協力を頂いた患者様に心より感謝申し上げます。

緊急事態宣言が6月中旬までの延長が発表された事を受け、今後の「やまもと歯科医院」の診療方針についてお知らせします。

4月前半の感染拡大が最も広がっていた時期から、今後どの様に患者様の口腔健康をサポートするべきか考えています。
院内の感染予防対策をより充実させ、患者さんとスタッフが安心して診療できる環境作りも行いました。

予約の患者さんの数を減らし、診療室内の密度を低くすると共に、徹底的な除菌と滅菌体制で診療を行います。
徐々にではありますが、新しい診療体制を確立し患者様の口腔健康の維持に努めていきたいと思います。

今後とも、よろしくお願い致します。