歯ぎしりについて

こんにちは 。歯科衛生士の國生です。

今回は歯ぎしりについてです。

歯ぎしりとは、上下の歯が接触している状態を言います。

1、歯ぎしりの3つのタイプ

〈歯ぎしり型〉
歯をギリギリとすり合わせて、噛み合う面全体がすり減っていきます。

〈咬みしめ型〉
無意識のうちに咬みしめていて、音は鳴りません。病気ではありませんが、骨隆起が出る人が多いです。

歯ぎしり、食いしばりを放置していると、歯が欠けたり、動揺したりする事もあります。歯肉炎、歯周炎にも繋がり、口が開けづらかったり、口を開けるとカクっとなる場合もあります。頭痛、肩こりなども起こることがあります。

〈きしませ型〉
ある一定の場所だけで、歯をすり合わせるタイプです。

2、ナイトガードについて
歯にかかる負荷を減らすため治療に用いられるのがナイトガードです。装着すると歯のかわりに削れてくれます。

眠るときにつけるので、始めは違和感がありますが使い続けることで症状が軽減されていきます。お手入れは水や中性洗剤で洗い、週に1度、専用の洗浄剤を使って消毒するのをオススメします。お湯を使うと変形するので注意が必要です。

スーパーフロスについて

こんにちは。

歯科医師の玉田です。

今回はスーパーフロスについてです。

スーパーフロスはブリッジのポンティック(ダミー)の部分をお掃除するのに使いうものです。

ブリッジというのは、並んでいる途中の歯を抜いた時に、その両隣りの歯を削ってかぶせたものです。

抜いたところはちょうど橋のようになっているので、ブリッジといいます。 ポンティックというのは、歯がない部分に作られた人工歯の部分をいいます。

ブリッジは ポンティックの下部分、歯ぐきに接するところにもプラーク(歯垢)は溜まってしまいます。

スーパーフロスでここを定期的にきれいにしていれば問題ないのですが ブリッジを入れてから一度もスーパーフロスを通していないという方が結構いらっしゃいます。

通してみるとプラーク(歯垢)がたくさんついていたら出血が見られるケースが少なくありません。

スーパーフロスを使い、キレイになると、歯茎の炎症も治まり、痛みや腫れ出血もなくなっていきます。

ただ、このような特別な用具は扱いが難しくかったり、ブリッジや歯茎の状態によって、スーパーフロスが通らない場合もあります。

心配な方は一度、定期検診でご相談下さい。