ブリッジのお手入れ方法

歯科衛生士の松原です。

今日はブリッジのお手入れについて書きたいと思います。

ブリッジとは欠損してしまった歯を補うための装置です。

入れ歯とは違い、取り外しは出来ません。

ブリッジを長持ちさせるためのポイントは日常のお手入れにあります。

ブリッジは前後の歯で欠損した歯を支えるため、とても負担の大きい装置です。

ここに歯周病や虫歯の原因となる汚れを溜めたままにしておくことは良い事ではありません。

せっかく治療をした歯でも2次的な虫歯になってしまったり、歯周病が進行してしまう可能性があります。
また口臭の原因となることもありますので、ご自宅でしっかりケアしていきましょう。

ブリッジのお手入れのポイントはダミーの歯の部分です。

歯ブラシでよく磨いた後、間の繋がっている部分を歯間ブラシで磨きましょう。

歯ブラシで綺麗にしたつもりでも、歯間ブラシに沢山汚れがついてきて、びっくりされるかと思います。

少し難しいですが、スーパーフロスというブリッジのダミーの歯の下に通す事の出来るフロスを使用出来るとより綺麗になります。

毎日の歯磨きにぜひ取り入れてみて下さい。

ダイレクトボンディングのセミナー受講

H29年10月1日の日曜日に、勤務している玉田先生とダイレクトボンディングのセミナーに参加してきました。

ダイレクトボンディングとは虫歯で失った歯の一部をプラスチックで元の状態に詰め直す治療方法です。
(興味のある方はインターネットで調べてみてください。ダイレクトボンディング治療の仕上がりにびっくりされると思います)

今まで虫歯で失った場合、一般的に銀歯と言われる金属で作った詰め物をセメントで合着する事がほとんどでした。
ダイレクトボンディングは白いプラスチックを直接歯に接着し、機能的に回復するだけでなく、審美的にも回復出来る比較的新しい治療方法です。
しかし、銀歯を作るように口の外で作業するのではなく口の中で行い、しかも視野が限られていたり、唾液に汚染されたりで歯科医師の技術の差が大きく出ます。

今回その技術のレベルアップのため以前より指導して頂いているDHAの講師をされている横浜のオグラ歯科の小倉充先生に指導をして頂きました。
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セミナーは限定4人という少数で実習を行いながら直接指導して頂きます。
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セミナーはとても楽しく、全員が集中していたので、あっと言う間に終了の時間になってしまいました。
早速学んだ技術を習得するために医院でも玉田先生と練習を続けて行きたいと思います。

小倉先生、お忙しい時間の中ご指導して頂き本当にありがとうございました。

 

 

 

歯ぎしりについて

衛生士の石橋です。

今回は歯ぎしりについて書いていこうと思います。

最近、受診される患者さんで、歯ぎしりによってお痛みがでてしまった方が多くいらっしゃるように思います。

実は私も寝ている間に歯ぎしりをしています。

人によって症状の程度は違いますが、私は酷い時には柔らかい物を噛むのも辛い程の痛みが出ます。

かなり強い痛みがあるので、原因がわからない方はむし歯や他の疾患と間違えてしまうかもしれません。

歯ぎしりの原因は主にストレスの発散と言われています。

生活環境が変わったり、日々のお仕事等、いろいろな所でストレスを感じ、寝ている間に歯ぎしりで発散しています。

寝ている間、無意識にしているので、起きている時にはかからないような強い力がかかっています。
なので、無理に動かされた歯の周りの骨を痛めてしまい、噛むと痛い等の症状が出てしまいます。

歯ぎしりで起こるのは痛みだけでなく、歯磨きの時や冷たいものを飲食するとしみるといった症状も起こります。

歯の周りの骨を痛めてしまうような力がかかっているので、ギリギリした歯の切端や、根元の薄いエナメル質が削れ、刺激を伝達しやすい象牙質という面が露出てしまったり、歯茎が下がり、本来お肉の中に入っている根が露出してしまい、しみる症状が出てしまいます。

他にも、治療した歯に入っている詰め物、被せ物の破損の原因にもなります。

歯ぎしりによる害は沢山ありますが、ストレス発散という役割がありますし、寝ている間無意識にしているので、止めるのは難しいです。

痛み等の症状が定期的に出てしまう場合はナイトガードというマウスピースを使い、衝撃を和らげるという方法があります。

最初は異物感があるので、寝ている間に外してしまう方もいらっしゃいますが、使っているうちに慣れてきます。

もし、朝起きた時に顎に違和感があったり、ご家族の方に歯ぎしりしていると指摘された場合、ご相談頂ければと思います。

入れ歯のお手入れ

歯科衛生士の松原です。

今日は入れ歯のお手入れ方法について書きたいと思います。

入れ歯のお手入れの基本はご自身の歯と同じように毎食後ブラシにて汚れを落とすことです。

入れ歯に着いた食べかすなどを洗い流し、汚れを丁寧にブラシを使って落とします。

注意する箇所は、クラスプ(歯に掛ける金属の部分)や歯の部分の溝などです。
また歯肉に接する裏側の部分は個人の形に合わせて、でこぼこしている場合もあります。
こちらもよくお手入れが必要です。

入れ歯専用のブラシなどを使用しましょう。

歯磨き粉は使用せずにお手入れします。
歯磨き粉に含まれる研磨剤で入れ歯を痛めてしまう可能性があります。

何かをつけてブラシのお手入れをしたい場合には、入れ歯をブラシにてお手入れする際に使用する洗浄剤もあるのでそちらを使用するのがおすすめです。

お口の中で毎日使うものなので、錠剤を水に溶かし入れ歯を浸けておくタイプの洗浄剤で細菌量を減らしたり臭いを取るのもおすすめです。

入れ歯を水中保管する際は必ず毎日お水を交換して下さい。

ホームケアにて取れなくなってしまった汚れは、歯科医院にて洗浄を行います。

また入れ歯は定期的に、適合や緩みがないかを確認する必要があります。
緩んだまま使用するとご自身の歯や歯茎を痛めてしまう可能性があります。
定期検診にて確認をおすすめします。

ご自宅で入れ歯のお手入れの参考になればと思います。
ご自宅でもお手入れしてみて下さい。

歯科治療におけるデジタル化

9月7日、月に1回の勉強会に参加して来ました。
勉強会の最後に特別講習として、(株)ヨシダさんから近年の歯科治療におけるデジタル機器のレクチャーがありました。

皆さんも3Dプリンターという言葉をTVなどで一度は耳にされた事があると思います。
3Dプリンターは光学スキャナ(カメラ)でデータを読み取り、それを設計図として、その断面形状を付加加工で積層して立体物を作成します。
(株)ヨシダさんの話によると、歯科においても光学スキャナで口腔内のデータを読み取る事で、従来歯形を取っていた作業を省く事が治療のケースによってですがかなり高いレベルで出来るようになってきたそうです。

虫歯の治療に必要な技工物「被せ物」「詰め物」は歯形を取る事から始まり、多くの技工過程と、技工士さんの熟練した技術によって1つ1つ手作りされるものです。
そのためどうしても技術的に差が出たり、時間が掛かる事は避けられない問題でした。
今後、デジタル化で省略できる操作や、機械による作製が可能になる事で、技工物の均一化、作製効率が上がる事が期待できます。
また、デジタル化が急速に進む事で、今までになかった治療方法が数年後にはスタンダードなものになるかもしれません。

今後も患者様にとってプラスになる事であれば、治療に限らず積極的に取り入れて行きたいと思っています。

 

勉強会に参加してきました。

衛生士の石橋です。

7/23に勉強会に参加してきました!

今回参加させて頂いた勉強会は技術的なものではなく、患者さんへの伝え方についての勉強会でした。

私達は患者さんのお口のクリーニングをするだけが仕事ではなく、患者さんにしっかりとセルフケアをしてもらうようにサポートする事が大切な仕事です。

先輩方のお話を聞き、「なるほど!」と思う事が沢山ありました。

私も患者さんにしっかりと伝えられる衛生士になれるようこれからも勉強していかなければなと改めて思いました。

今回学んだ事を日々の診療で活かせるように自分の中で煮詰め、実践していければと思います。

 

妊娠期のお口の中のトラブル

歯科衛生士の松原です。

先月は歯科衛生士の勉強会に参加させていただきました。色々なお話を先生方から聞くことが出来てとても勉強になりました。

参考になったお話が沢山あったので、このブログでもいつかお伝え出来ればと思います。

今月は妊娠期の方が検診や治療に多く来院されたので、こちらでも妊娠期のお口の中のトラブルについて書いていきたいと思います。

妊娠により、女性ホルモンが増えることで口の中の状態は大きく変化します。

口の中を正常に保つ唾液の分泌が低下してしまったり、体調により歯ブラシが出来なかったり、食事が不安定になりトラブルがおこりやすい時期です。

妊娠中の治療は受けられますが、レントゲン写真での確認が難しい場合や、使える薬が限られてきます。また初期はつわりなどにより治療がなかなか出来ないこともあります。トラブルにならない様に、十分に気をつけましょう。

注意が必要なトラブル
1.妊娠性歯肉炎
2.口内炎
3.むし歯
4.口臭
5.親知らずの腫れ

などがあげられます。

体調などにより、歯ブラシが難しい場合はデンタルリンス(うがい薬)などを使用したり、ベッドの小さな歯ブラシを使用することが有効です。

通常の歯ブラシの磨き方のコツは過去のブログに記載していますので、参考にしてみてください。

歯科衛生士2名が7月23日(日)勉強会に参加してきました

7月23日の日曜日に当院の松原、石橋の歯科衛生士2名が勉強会に参加してきました。
勉強会のテーマは「歯科衛生士が担う役割」でした。

最近、歯科衛生士はとても注目されている資格の1つです。
以前に比べて歯科大や歯科医院に限らず、医療施設全般に活躍する範囲が広がって来ているからです。
医療施設において歯科衛生士が求められるのは、体のケアだけでなく、「口腔も一つの臓器としてのケアが必要」と考えられるようになったのが一番の理由です。
そのように「歯科衛生士の担う役割」は10年前に比べると大きく変わっているのでしょう。
今、歯科衛生士を取り巻く新たな環境で、どのようにレベルアップを図るか参考になればと思い参加して来てもらいました。

次の日に感想を聞くとおのおの刺激となる事があったようで、話している時とても良い表情をしていました。
後日レポートとして提出して貰い、スタッフ全員で知識を共有し、今後の医院の運営に反映させていきたいと思います。

また、自分もスタッフに負けないようレベルアップをしていきたいと思います。

 

 

 

口臭について③

衛生士の石橋です。

今回も口臭について書いていきたいと思います。

3つ目の原因は全身疾患です。

呼吸器系の疾患の場合はタンパク質のような臭い。

気管支系の疾患の場合は甘い臭い。

肝臓、腎臓系の疾患の場合はアンモニア臭

糖尿病の場合はアセトン臭(甘酸っぱい、りんごが腐ったような臭い)がします。

胃がんの場合も特有の臭いを発生させます。

近年、糖尿病と歯周病には密接な関係があると考えられています。

糖尿病の人が歯周病に罹患している確率は、そうでない人に比べ約2倍というデータがあります。

糖尿病では、唾液の分泌量が減る為、歯周病が進行しやすくなり、歯周病では血糖値が上がりやすくなると言われています。

唾液には抗菌作用があるので、分泌量が減れば口腔内の細菌量が増加し、口臭に繋がります。

しっかりと口腔ケアをする事は、むし歯予防、歯周病予防だけでなく、糖尿病の予防にも繋がるので、毎日のブラッシング、定期検診をしっかりと受けていくのは大切です。

子どもの指しゃぶり

歯科衛生士の松原です。

今回は子どもの指しゃぶりについて書きたいと思います。

お子さんの指しゃぶりはよくあるありがちな癖ですが、一定期間の年齢を過ぎても続けることで歯並びや発音、発育に影響が出てくることがあります。

その癖が引き起こす影響について書いていきます。

指しゃぶりはよく赤ちゃんや乳児期の子どもが、眠い時や気持ちを落ち着かせたい時、または日常の癖で行うと言われています。

指しゃぶりを続けることで起こる影響は
・歯並び(出っ歯、開口)
・発音
・口呼吸(虫歯のリスクが上がる)
・咀嚼障害
などが起こります。

3〜4歳前後で指しゃぶりをしている場合、声かけをして気をそらしたり、指しゃぶりをしないよう説明をする、グッズなどの使用が効果的です。
指しゃぶりをしているからといって無理にやめさせようとするのではなく、意識をそらす、もしくは声かけをしてあげるなど無理なく止めてあげましょう。

お子様の指しゃぶりで心配なことがあれば、担当医もしくは衛生士までお気軽にご相談ください。