歯科における再生医療

毎月第一水曜日にJIADS東京が行っている勉強会に参加しています。
今月5日のテーマは歯科における再生医療でしたが、現在歯科における再生医療も日々進歩しているということを実感しました。

歯周組織再生をテーマに、大阪大学歯周病科 村上伸也教授 に御講演して頂きました。
今まで口腔内における骨の欠損に関しては自己治癒力に頼るか、もしくは自家的、人工的に骨を移植する方法の2つでした。
そのため、自己回復力が期待できない方や、外科的な処置ができない方には歯周病などで骨を失った方の治療は困難でした。

今回村上教授が開発された再生剤は医薬品として厚生省に認可された、今までのどちらの方法とも違い、薬によって骨の再生を促すものです。
今後、歯科において新たな治療方法の1つになる可能性があります。

今回セミナーを受け、購入、使用可能のライセンスを頂きました。
これからも新しい治療や技術に関して患者様に提案できるように努力していきたいと思います。

 

生え変わりの時期に起きやすい虫歯

歯科衛生士の松原です。

今回は子どもの歯と大人の歯の生え変わりの時期に起こりやすい虫歯について書きたいと思います。

生え変わりの時期はとても虫歯が起こりやすいです。

理由としては

①大人の歯と子どもの歯が入り混じり、でこぼこした歯列になるため汚れの磨き残しが多い

②生えたての歯のエナメル質は柔らかく、虫歯の進行が早い

ことが考えられます。

虫歯を予防するには適切な歯ブラシと歯質強化のためのフッ素塗布が有効です。

まず最初に虫歯になりやすい大人の歯は、6歳臼歯です。

奥歯のため歯ブラシも届きにくく、歯の溝の深さが深い場合は虫歯のリスクが高くなるので注意が必要です。

歯ブラシは生え変わり用やヘッドの小さい磨きやすいものを選びましょう。

歯科医院で定期的に高濃度のフッ素を塗布したり、ご自宅で仕上げ用のフッ素剤を使用するのもおすすめです。

また虫歯になってしまった場合は進行が早いため、早期治療が大切です。
定期検診を受けましょう。

大人になってからもずっと使う歯です。
しっかり虫歯を予防していきましょう。

口臭について②

衛生士の石橋です。

今回も口臭について書いていきたいとおもいます。

前回は原因の1つ、補綴物について書きました。

2つ目の原因は舌についた汚れ、舌苔です。

皆さん自分の舌をじっくりと見た事はありますか?

人によって多少色は違いますが、通常ピンク色をしていますが、舌の表面に汚れが着くことによって、白や黄色、茶色、黒い色になります。

それは単純にただの汚れだったり、カビの一種がはえていたりします。

それが口臭の原因になります。

対処としては、歯ブラシをする時に舌も一緒にお掃除することで汚れの茶色付着を防ぐ事ができます。

ブラシの動かし方は、舌の奥の方から手前に一方方向に動かし、力は入れず、優しく撫でる程度の力でお掃除してください。

あまり奥の方にブラシを入れると、気持ち悪くなってしまうので、無理のない範囲で掃除してください。

人によって、もともとの舌の色が白っぽい方もいます。

自分のもとの舌の色を知っておくとちょっとした変化も気づけるので、普段から自分のお口の中を見ておくといいかなと思います。

 

保育園検診

先日東長崎にある保育園の検診に行きました。
毎年この時期に伺うのですが、保育園の子供たちの元気な様子を見るのが楽しみです。
こちらの保育園のお母様方はお子様の歯ブラシを頑張っており、ほとんどのお子さんに虫歯はありませんでした。

毎回検診前に簡単な歯科に関してのお話をさせて頂いています。
今回は「乳幼児の歯磨き開始の時期」や「磨き方」をお話しさせて頂いたのですが、、皆さんとても興味を持って聞いてくださいました。
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日々の忙しい中、お子様の歯ブラシは大変だと思います。
でも、お子様が自分で磨けるまではご家族のお手伝いがどうしても必要です。
心配な方は歯科医院でこまめな検診を受け、歯科衛生士によるクリーニングやフッ素塗布を行い、お口の管理をお手伝いしてもらうのも1つの良い方法だと思います。

お子様の虫歯予防や磨き方やなど分からない事があればいつでご相談にいらしてください。
お子様の大事な歯を一緒に守っていきましょう!!

 

インプラント治療の考え方

先日、ある患者様のインプラント治療を行いました。
今回は骨の中にインプラントの本体(フィクスチャー)を埋入する治療でした。
実際にその患者様の治療を開始したのは昨年の11月の6か月前です。

インプラント治療を開始するまで6か月もかけた理由は顎の骨を作る治療を行ったからです。
その患者様は問題のある奥歯を抜歯した後インプラントの治療をご希望でしたが、長い間悪い状態のまま放置してしまったため、その奥歯の顎の骨が吸収していました。
インプラントを埋入するための十分な骨が無かったため患者様と相談した結果、顎の骨を作る治療をした後、インプラント治療を選択しました。

顎の骨を作る治療を行い半年経過の後、CT撮影等で骨の審査をしたところ十分な顎の骨が確認できたので今回埋入の治療に移りました。
インプラントを埋入する部位の骨は十分回復した状態で、埋入する治療はとても満足のいく結果でした。

その患者様には顎の骨にインプラント体(フィクスチャー)が結合するまで、また3~6か月お待ち頂きます。
治療後、患者様にお待ち頂く説明をしていた際にインプラントを指導して頂いた先生から教えられた言葉を思い出しました。

「インプラントはきちんと治療を行えば、長い間安心して使用できる治療」
「インプラントはあくまでも治療の選択肢の中の1つで、一刻を争うような治療ではない」

自分はインプラント治療にに関して今でもこの考え方は変えていませんし、今後も安全、安心に治療を行うには大切だと思っています。
患者様にもこのような考え方を理解をして頂いた上で、指導して頂いた先生の言葉を忘れずに時間的なスピードよりも患者様に長く、安心して使って頂ける丁寧な治療を心掛けていきたいと思います。

 

 

口臭について①

衛生士の石橋です。

最近は暖かくというより暑くなってしましたね。
昼夜の温度差があるので体調を崩されないように気をつけてくださいね。

今回は口臭について書こうと思います。
口臭の原因は大きく分けて3つあります。
1つ目は口の中の汚れです。
ブラッシング不足により歯と歯の間にたまった汚れや、古くなってしまった被せ物、詰め物の隙間にたまった汚れにより不快な臭いを発生させます。
歯に付着した汚れは、歯ブラシやデンタルフロスを使い取り除き、ケア後に洗口剤を使う事でお口の中の原因菌を減らす事が出来ます。
ブリッジが入っている場合は、歯の連結されている部分やダミーの歯の下にも汚れがたまりやすいので歯間ブラシや、連結部を清掃する為の専用フロスを使うのが理想的です。

古く、適合不良になってしまった補綴物に関しては歯科医師と相談の上、被せ直し、詰め直しをするといいと思います。
ただ、被せ物、詰め物は何度も付け直しが出来るわけではありません。
やり直しをする度に自分の歯を少しですが削る必要があります。
金属などの充填物と天然の歯ではどうしても摩耗するスピードが違うので多少の段差が出来てしまいます。
なるべくブラッシングを工夫して対応していくのが良いと思います。

もし、ここがうまく磨けないなどがあれば気軽にご相談ください。
一緒に上手く磨ける方法をみつけていきましょう!

知覚過敏

歯科衛生士の松原です。

今回は知覚過敏について書きたいと思います。

歯の知覚過敏というとなかなかピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。

冷たい物で歯がしみてしまう症状が特徴です。

最近はCMなどで頻繁に聞くため、知覚過敏をご存知の方も多くなってきました。

歯がしみる時、来院される方が皆さん心配されていることが多いのが虫歯です。

痛みのあるところをレントゲン等で確認したところ、虫歯などの原因が見当たらない場合があります。

この時に考えられるのが知覚過敏です。

知覚過敏は基本的に歯の表面のエナメル質が欠損することでおこり、様々な原因があります。

・加齢による歯の消耗
・歯ぎしりやくいしばりの過重負担
・治療後の術後痛
・クリーニング後
・酸が含まれる食品の過剰摂取

などがあげられます。

治療方法は歯の状態にもよりますが、歯の消耗している所の充填、知覚過敏用の薬の塗布、知覚過敏用の歯磨き粉の使用等などがあります。

知覚過敏の診断には、見えない所に虫歯が隠れていないか、歯周病はないか、その他の可能性をしっかり確認しなくてはならないので、レントゲン等で検査をさせていただきます。

頻繁に痛みを感じる心配な所があればご相談ください。

患者さんと話す事、聞く事の取り組み

「やまもと歯科医院」は患者さんや、支えてくれているスタッフのおかげで開院から5年が経過し、現在6年目を迎えています。
そこで区切りの良い今年、スタッフ全員で新たな「取り組み」にチャレンジしています。

その「取り組み」とは今まで以上に患者さんと話し、治療の希望を聞く時間を増やす事です。
今までは、時間が限られているため、来院された患者さんの困っている所、痛みのある所を治療をする事が中心でした。
しかしこれからは、希望をされる患者さんや、当院で必要と思われる患者さんに対して、より精度の高い検査を行い、希望を伺うためにより多くの相談の時間を頂き、より質の高い治療を行えるようにスタッフのレベルアップ、またそれに対応できるスタッフの増員など、新しいシステムを導入する準備が整いつつあります。

また、6年目を迎え通院して頂いている患者さんの治療に対する希望が年々高くなり、インプラントなどの治療を受ける方も開院当初に比べ倍増しています。
そのような患者さんの希望に応え、治療のゴールを明確にするための相談をする時間を今後はより多くしていきたいと思います。

「やまもと歯科医院」に来院されるすべての患者さんの期待に応えられるようスタッフ全員で今後もレベルアップに取り組んでいきます。

 

 

フィッシャーシーラントについて

 

こんにちは。衛生士の石橋です。

今回はフィッシャーシーラントについて書きたいと思います。

フィッシャーシーラント、聞きなれない言葉ですよね。

日本語では小窩裂溝填塞といいます。

漢字にするのなんとなくわかるかなと思います。

歯の咬む面には溝があり、人によってはその溝がかなり深い場合があります。

深い溝は歯ブラシの毛先が届き辛いので磨き残しが多くなり、そこから虫歯になってしまう事があります。

そのリスクを減らす為にフィッシャーシーラントは有効です。

上で漢字で書いたように、咬む面の溝を塞いでしまおう!というのがフィッシャーシーラントです。

白いプラスチック樹脂を流し込み、溝を浅くする事で清掃性が良くなり、虫歯リスクを軽減させる事ができます。

柔らかい材料なので、日々食事などで少しずつすり減っていきます。

人によってすり減るスピードが違うので、定期検診で確認をし、必要があれば付け直していきます。

フィッシャーシーラントをしたからといって虫歯にならない訳ではありません。あくまでも予防処置なので、しっかりと歯磨きをする事が大切です。

 

ホワイトニング

歯科衛生士の松原です。

今回はホワイトニングについてご紹介します。

ホワイトニングとは歯を薬剤を使用し、色を白くする処置のことをいいます。

通常の歯のクリーニングではステインと呼ばれる着色汚れや歯石を落とすことは出来ますが、歯の色を変えることは出来ません。

歯の色を白くすることで口元の印象を明るく変えることが出来ます。

ホワイトニングには種類が2種類あります。

自宅でマウスピースにて行うホームホワイトニングと、医院で行うオフィスホワイトニングです。

ホームホワイトニングの特徴は自宅で行うため、時間の融通がききやすく、マウスピースを作製するため一定の期間を空ければ繰り返しホワイトニングをすることが出来ます。

またオフィスホワイトニングに比べ薬剤の濃度が薄く少しずつ色を落としていくので知覚過敏などの副作用も比較的出にくいです。

ただしホームホワイトニングは1日2時間、2週間続ける必要があります。時間が取れない方はオフィスホワイトニングがおすすめです。

オフィスホワイトニングの特徴は医院で行うホワイトニングです。

ホームホワイトニングよりも濃い濃度の薬剤を使用し1〜2回で一気に色を落とします。

所要時間は約2時間です。

ホームホワイトニングに比べ濃い濃度の薬剤を使用するため、比較的知覚過敏や色の後戻りが起きやすくなります。

院内にもパンフレットを用意していますので、ご興味のある方は参考にしてみて下さい。